DJIが誇る産業用ドローンシリーズに待望の新機種登場!
送電線レベルの障害物検知を備えた長時間飛行ドローンプラットフォームで
幅広い分野で優れた性能を発揮する。
2023年に登場したDJI Matrice 350 RTKのから
「さらなる積載量」「拡張性」「遠隔運用のしやすさ」を重視したモデルに正統進化した
DJI Matrice 400
(ディージェーアイ マトリス 400)
が発表となりました。

特徴
機体形状
進時の空力効率を考慮したやや斜めの姿勢が特徴。
この設計により、飛行中の安定性と効率が向上している。
また、Matrice 350 RTKと比較してプロペラが大型化され、より大きな揚力を発生させることで、消費電力を抑える効果もある。

長時間飛行、高速性能
IP55規格で、ペイロードを搭載していても最大飛行時間は、前方飛行時間「最大約59分」ホバリング「最大約53分」。
捜索救助/消防/大規模なマッピング/などの長時間かつ連続的な業務において信頼できるツール。
最高25 m/sの飛行速度で建物や山のような大きな障害物を回避可能。
さらにRTH(自動帰還)が起動する下限値もバッテリー残量20%→15%に変更され、より長く実運用ができるようになっている。

マルチペイロード、マルチシーン
Matrice 400の強力なペイロード容量により、幅広い用途の要求を容易に満たすことができる。
最大ペイロード容量6 kgのMatrice 400は、単一の下方ジンバルとデュアル下方ジンバルの間でシームレスに切り替えることができ、追加の柔軟性を提供するために、底面に3つ目のジンバルコネクターを備えている。
また、4つの外部E-Port V2ポートを装備しており、最大7つのペイロードを同時に取り付けることができる。
タスクに応じて、Matrice 400は、Zenmuse H30シリーズ、L2、P1、S1スポットライト、V1スピーカー、Manifold 3、またはサードパーティのペイロードを搭載することができ、これにより製品の能力が拡張し、DJIエコシステムの可能性を最大限に引き出すことが可能。

安全で信頼性の高い飛行
過酷な環境を恐れない
保護等級IP55を備えており、-20°から50°Cの温度範囲で安定した性能を維持し、暑い条件でも寒い条件等、極端な環境下でも一貫した結果を提供可能。
送電線レベルの障害物検知
最大25m/sの速度で建物や山を回避しながら、回避する事が可能。回転式LiDAR、高精度ミリ波レーダー、フルカラー低照度魚眼ビジョンセンサーを搭載し、夜間の山岳地帯での高圧電線の小さな物体も回避できる。
雨や霧を貫通して周囲を感知し、過酷な天候条件での安全性を向上。
強力な映像伝送
O4 Enterprise Enhanced 映像伝送システムを使用し、最大40 kmの画像伝送を実現可能。
Matrice 400はsub2G周波数帯もサポートしており、2つのDJI セルラードングル 2を装備すると、より良い利用可能なキャリアネットワークに自動的に切り替え、都市の干渉環境や遠隔地でもより安定した信号を提供。
Matrice 400には、内蔵の映像伝送中継モジュールにより、1台のMatrice 400が中継ドローンとして機能し、別のMatrice 400をより遠くで操作するための中継信号を提供するために高く飛行する。この機能により、伝送範囲が大幅に拡大され、捜索救助タスクや山岳地帯での検査に最適。
機体融合ポジショニング
回転式LiDAR、高精度ミリ波レーダー、フルカラー低照度魚眼ビジョンセンサーによってもたらされる全方向感知性能は、Matrice 400に強力なポジショニング能力を提供。
ガラスのビルや風力タービンのブレードに近づいて安定して飛行し、ホームポイントが更新されていなくても、建物の端、山の麓、橋の側から安全に戻ることができる。
フルカラー・ビジョン・アシスト
機体に搭載された4つのフルカラー低照度魚眼ビジョンセンサーがフルカラー・ビジョン・アシストを提供し、より安全な飛行を確保する。
向上したインテリジェンスと効率性
自動検知
Matrice 400は、スマート検出やAR投影などの新しいインテリジェント機能により、捜索・救助活動中や日常飛行中に、車両、船舶、被写体を検出することが可能。
他のモデルへの切り替えにも対応しており、活用シーンを広げることができ、さらに、高解像度のグリッド写真の撮影に対応し、強力なトラッキング機能を備えている。
自動AR投影
送電網検査中、自動で電線を検出し、送信機画面にARラインを表示、周囲の環境を一目で明確にし安全飛行を支援。
送信機は建物やランドマークの名前をリアルタイムで表示し、主要道路を目立つラインでマークします
RTH・障害物検知・FlyTo操作中にリアルタイムルートをプレビューし、着陸時にはARシャドーが表示され、着地点をオペレーターが着陸地点を確認する時に役立つ。
モデリングなしで、送信機画面上にポイントをマークして被写体の位置を取得し、複数のポイント間の距離を測定するための線を描き、面積をアウトライン化してそのサイズを計算できる。測定結果はDJI FlightHub 2に同期され、チームの効率を向上させることが可能。
リアルタイム地形フォロー
Matrice 400は、任意の水平方向でリアルタイム地形フォロー飛行をサポートします。この機能は、手動飛行と自動飛行ルートの両方で有効にでき、地面に対する安定した相対高度を確保します。大規模な捜索救助活動中、地上の被写体のサイズを送信機画面上で一貫して保持することで、頻繁なズーム調整の必要性を減らし、効率を向上させます。マッピングミッション中、一貫した地上画素寸法(GSD)を維持して高精度のマッピングデータを取得できます。
船上での離着陸
デッキ上の着陸ポイントパターンを検出することで、安全で正確な着陸を実現できます。
船での着陸には、3m×3mのマーカーを置くことで自動認識による着陸をする。また、着陸後にはプロペラが不要に回らないようにモーターロックがかかる仕様となる。
インテリジェントフライトモード
・クルーズコントロールモードを有効にする事で、操作スティックを押し続けることなく、ドローンを特定の方向に操縦でき、長距離飛行や直線検査が楽になる。
・緊急時や災害時には、ドローンは周囲の環境に応じて飛行経路や速度を自動で調整し、指定された場所に到達できる。
・スマートトラックを使用すると、被写体の正確な位置決めと自動ズーム調整が可能になる。写体を簡単に切り替えることができ、一時的に被写体が見えなくなった場合も、被写体を自動的に再捕捉することが可能。
・POIを使用すると、指定されたエリアを飛行しながら建築物を連続的に観測し、3Dモデルを作成できるため、定点観測およびモデル作成作業の効率性が大幅に向上する。

より簡単な自動飛行
LiDARペイロードであるZenmuse L2を装備した場合、Matrice 400は自動化された送電・配電線追従飛行を行うことが可能。回転式LiDARを使用してリアルタイムで障害物を検出し、交差する線を自動的に回避する。
Matrice 400は、DJI Pilot 2またはDJI FlightHub 2を介して傾斜ルートと幾何学ルートの計画と実行をサポートする。建物の壁面、斜面、その他の傾斜面の詳細な空中調査を行う場合でも、個々の建物や構造物のマッピングデータを収集する場合でも、Matrice 400は迅速に傾斜ルートまたは幾何学ルートを計画し、高精度データを効率的に取得することが可能。
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